タブレット学習で「効果なし」と思う7つの理由を元教育関係者が解説

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「タブレット学習って結局ゲームばかりじゃないの?」
「うちの子の成績上がらないでしょう?タブレットじゃ!」

と思うご両親は結構多いです。

「タブレット学習が効果なし!」というのは7つのケースがあると筆者は考えます。効果がない場合は、必ずこの7つのケースのどれか、あるいは複数に当てはまっております。なぜなら今日あげる7つのケースというのは、筆者がこの業界で実際に聞いてきた多くのお母さん方の声だからです。

我が子のタブレット教材の効果や、飽きてきたのかな?と思った方は、この記事を読めばすごく共感していただけると思います。本日は教育業界に5年在籍した筆者が、タブレット学習で成績があがらない7つのケースを解説いたします。

目次

効果がないケース①タブレット学習が実はゲームだった!
効果がないケース②タブレット教材に飽きてしまう
効果がないケース③「次へボタン」を押せば問題が解けてしまう!
効果がないケース④タブレットの文字を読み取る精度が悪い
効果がないケース⑤タブレット付属のカメラやお絵描き機能が遊び道具に
効果がないケース⑥問題数が少なすぎる
効果がないケース⑦タブレット学習で目を悪くする

効果がないケース①タブレット学習が実はゲームだった!

「最低限、子供が学校の勉強に困らないように!」と思いタブレット教材を契約して、子供も熱心にタブレット教材で勉強するようになって、喜んでいるお母さん。でも実は、やっているのはゲームばかりだった!というケースが非常に多いです。

というのも、タブレット教材のメーカーも「子供が飽きさせないように工夫」しています。

まず、ゲームといってもタブレット教材には2つのゲームのパターンがあります。

パターン1学習教材にゲームの要素を入れている
パターン2学習のご褒美システムでゲームが提供される

順に解説します。

パターン1学習教材にゲームの要素を入れている

◆ゲーム要素を取り入れているタブレット教材会社

・進研ゼミ(チャレンジパッド)

このタイプは”ゲーミフィケーション”という学習にゲームの要素を入れて、子供に勉強と感じさせないで学習を楽しく進めることができます。これだけ聞くと良さそうかもしれませんが、実際はゲームです。下記の進研ゼミのチャレンジパッドの体験動画をご覧ください。

引き算をドライブゲームで遊ぶ様子が出ています。

 

子供が全く勉強しない!という子には良いかもしれませんが、このようなゲームを通じてでしか勉強できなくなると、注意力も散漫になり、将来の受験勉強をすごく苦戦してしまうでしょう。

少なくともチャレンジパッドでは「将来は良い大学に入れたい!」という親御さんには全く向いていないでしょう。

「子供に何かやらせておきたい!」
「子供に手がかかるから、何か与えておきたい」

という方には、相性の良いタブレット教材ではありますが、勉強に対してはあまり期待しない方がよいでしょう。ただし「子供に手がかかるけど、スマホゲーム以外で何かさせたい!」というくらいなら、進研ゼミもスマホゲームさせるよりは学習のとっかかりになるのではないかと思います。

進研ゼミの公式ホームページ

パターン2学習のご褒美システムでゲームが提供される

◆学習のご褒美にゲームを提供するタブレット教材会社

・スマイルズゼミ

スマイルゼミでは、学習のご褒美にゲームをプレゼントするシステムになっております。てっとりばやくは下記の動画を見てくれるとわかります。※2分55秒のあたりがゲームの解説動画です。

このように、ゲームがもらえるのをモチベーションにして、学習を続けるさせるシステムなのです。スマイルゼミは進研ゼミと違って、学習にゲームの要素がないので、学習はしっかりやらないといけません。また、ゲームも1日60分まで、と決められており、学習を続けないとゲームができない仕組みになっています。

この方式の方が(1)の進研ゼミ&学研ゼミよりも、お子さんを学習させるには向いている環境と言えます。しかし、実際問題、DSやSwitchあるいはスマホゲームを体験したことのあるお子さんには、ゲームとしての刺激が足りないので、どこまでモチベーションになるかは子供次第と言えます。

スマイルゼミの公式ホームページ

効果がないケース②タブレット教材に飽きてしまう

先ほども述べましたが、タブレット教材がいくらゲームの要素や、ゲームをプレゼントする仕組みを作っても、Youtubeや本物のゲームに比べれば、刺激は少ないものです。また、子供がDSやSwitchなど持っていれば、かなり見劣りしますし、スマホゲームの方がずーと面白いです。

そして、数字のデータや根拠はありませんが、私の肌感覚では、タブレット教材を退会する理由のベスト3に入るのが「子供が飽きてしまったから」という理由だと思います。

そもそも「子供に何か習い事か何かやらせたいけど、何をしていいのかわからないから、とりあえずタブレット教材」という方が圧倒的に多いのです。子供が飽きてしまえば、教材としての効果は全くなくなるので、家計には毎月3,000円もバカになりませんので解約される方が多いのです。

効果がないケース③「次へボタン」を押せば問題が解けてしまう!

タブレット教材の問題点の一つが、選択問題の場合「次へ」「次へ」とボタンを連打すると、なんとなく解けてしまうことです。つまり子供が早く学習を終わりにしたい!という場合、適当にボタンを押し続ければ解けてしまうシステムなのです。

あなたも経験がありませんか?スマホでアプリをインストールしているときに「よくわからないけど、次へ次へを押したら、設定が終わってしまった!」という経験が。このようにスマホやタブレットの利点は非常に、操作しやすいことがありますが、学習になるとデメリットになってしまうのです。

また解説もしっかり読まれないと、なんで間違ったのか?を実感しないまま勉強すると、せっかく使った時間が無駄になってしまいます。

効果がないケース④タブレットの文字を読み取る精度が悪い

例えば国語の漢字の問題をタブレットで行う場合、この精度がイマイチです。漢字を間違って入力しても、タブレット教材が問題を解いたことにしてくれます。これだと、子供が間違って漢字を覚えてしまいます。

また算数の数字も子供の書き方が雑だと「0」と「6」や「9」を同じに見なしてしまうケースがあり、問題を間違って解いてしまったり、その逆で合ってるにも関わらず、間違っていると判定してしまうケースもあるので、これは非常に良くないことです。

効果がないケース⑤タブレット付属のカメラやお絵描き機能が遊び道具に

進研ゼミのタブレットには、カメラやお絵描き機能が付属しています。子供にタブレットを与えた結果、こういった機能を使って遊んでばかりいれば、あまり効果はありません。

また、学研ゼミのタブレットは「通常のAndroidタブレット」としても使用できるため、カメラどころか、Youtubeやゲームで遊んでいる場合もあります。(解約した場合、タブレットとして使えるのは嬉しいですが)

タブレット教材に理想は、学習に関係のないものは機能としてついていないのがベストです。特に学研ゼミのタブレットは本来のタブレットの機能があるので、親が目を光らせて、タブレット教材の機能で、子供の学習状況を随時確認していないと、勉強していない可能性もあります。

効果がないケース⑥問題数が少なすぎる

これは進研ゼミのチャレンジパッドでよく聞く声です。チャレンジパッドは毎月25日に、その月の分の教材をダウンロードする仕組みですが、要領の良い子、学校の成績が良い子ならば、たった一日で一ヶ月分の問題を解いてしまうのです。

こうなると、子供は一カ月のうちにたった一日しか勉強しません。もし、お子さんにそういう傾向があれば、チャレンジパッドは、子供の学習に貢献しているとは言い難いですから、解約を検討せざるを得ません。

効果がないケース⑦タブレット学習で目を悪くする

効果の話と直接は関係ないですが、お子さんにとって極めて重要なことなので、7番目のケースとして解説します。

最近は小学生でも、分厚いレンズの眼鏡をかけている子がいます。原因は様々ですが、スマホやタブレットの普及の影響なのは間違いありません。下記の図をみてもスマートフォンが普及した時代から、目が悪くなる子が増えているのがわかります。

日経新聞:小学生の視力低下止まらず 1.0未満が30.9%に

上記のグラフで、小学生が、中学生や高校生に比べて目が悪くなっていないのは、小学生のうちはスマートフォンを持たせてもらいえない家庭がほとんどだからと考えられます。

しかし、学習教材としてタブレットを与えてしまえば、目が悪くなる可能性もあります。下記の写真をご覧ください。

これは先ほどの動画で進研ゼミのチャレンジパッドをやっている子供の様子ですが、こんなに目を近づけると目の負担が大きくなり、将来かならず目を悪くしてしまい勉強どころではありません。タブレット教材の視力については、過去に記事を書いたので、下記記事をご覧ください。

過去記事:「タブレット学習で我が子の視力が落ちる?」視力維持5つのポイント

全国でTOPクラスの成績の子が使うタブレット教材もある!それがRISU算数

タブレット教材で、「勉強が得意になる!」といったことは無理なのでしょうか?実はゲームなどなく勉強に特化したタブレット教材があります。それがRISU算数です。

なんとこの教材を使って、四谷大塚の全国模擬試験で算数が1位になった子がいます。

しかも、の子の平均勉強時間は1日8分です。隙間時間を使って、このタブレット教材で勉強しているのです。また、このタブレット教材は「わからないまま」は許してくれません。必ず、そこが解けるようにならないと次の科目に進まないのです。

そして、どうしても解説を読んでもわからない部分は現役の東大生が動画解説してくれます。

まず、興味のある方は下記のRISU公式ページで教材を確認してみましょう。

「RISU算数」の公式ページ

またRISU算数は「ブルーライトをカット」した画面設計で、比較的目に負担が少ないタブレット教材なのも嬉しいところでしょう。

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