「イーオンキッズとベルリッツキッズのどちらに通わせるべきか?」
「現在、イーオンキッズに通わせているけど、このままでいいのかしら?」
と、我が子の英語教育について、通わせるべき英会話スクールで頭を悩ませてはいないでしょうか?費用だけで言えば、イーオンキッズは月謝10,000円程度で、ベルリッツキッズよりも4,000円近く安くなりますが、ベルリッツキッズは2~3人の少人数レッスンなのに対して、イーオンキッズは8人もおり、費用対効果はベルリッツキッズの方が高くなります。
本日は元教育業界出身の筆者が、イーオンキッズとベルリッツキッズを徹底比較した記事を紹介いたします。
月謝はイーオンキッズの方が安いが、一人当たりの外国人教師と話せる時間は断然ベルリッツキッズの方が長くなる
それでは月謝を比較してみます。なお、イーオンキッズには日本語教師レッスンなどもありますが、ベルリッツキッズとの比較のために「外国人教師コース」を取り上げます。
◆月謝比較
イーオンキッズの月謝は10,560円(税込)
ベルリッツキッズの月謝は14,300円(税込)◆1回あたりのレッスン時間
イーオンキッズは50分(8人までグループレッスン)
ベルリッツキッズは40分(3人まで少人数レッスン)
グループレッスンや少人数レッスンは月謝制がとらえており、イーオンキッズ、ベルリッツキッズともに週に1度の通学となります。上記の比較を見てもわかるとおり、イーオンキッズの方が月謝にして約4,000円安いことがわかります。
またレッスン時間もイーオンキッズは50分なのに対して、ベルリッツキッズは40分しかありません。一見するとイーオンキッズの方が、良さそうに見えますが、しかしそこはグループレッスン(イーオン)と少人数レッスン(ベルリッツ)の違いがあり、一人当たりの英語の会話量で考えると断然ベルリッツキッズの方が費用対効果が高いのがわかります。
小さい子になると、おとなしい子や人前が恥ずかしい子が多く、5~8人のお子さんが参加するレッスンだと、元気な子ほどたくさん教師と話す現象が生じます。2人か3人のグループレッスンでは、教師は全員に目が届くので、グループレッスンより、全員が平等に話しやすい環境になります。
ですから、月謝費用だけで言えば、イーオンキッズですが、費用対効果まで考えるとベルリッツキッズに分があると言えます。
入学金・教材費もイーオンキッズの方が圧倒的に安い!
塾や学校は月謝以外のコストも気になるところです。下記にまとめてみました。
◆イーオンキッズの入学金・教材費
入学金:11,000円
教材費:上記に込み
◆ベルリッツキッズの入学金・教材費
入学金:33,000円
教材費:20,000円
このように、してみるとベルリッツキッズの方が圧倒的に高いことがわかります。ただし、英会話スクールでは「新春」「春」「夏」「秋」「冬」などはキャンペーンを展開しており、入学金が「全額OFF」あるいは「半額OFF」をやっていることがほとんどです。
また、これは裏技ですが、キャンペーン期間外でもスクールスタッフの前で「入学を悩んでいる」ふりをしていると、各教室のマネージャーには値引きの権限がありますので、こっそり「入学金」をOFFにしてくれるケースがあります。ただし、月謝は絶対に安くなりません。入学金なら値引きできる可能性が非常に高いのです。
まずはキャンペーンをおこなっているか?どうか?ベルリッツキッズ公式ページで確認してみましょう。
支払い方法は「クレジットカード」「銀行振込」「デビットカード」など
イーオンキッズもベルリッツキッズも支払い方法は、いろいろ用意されております。
◆支払い方法
クレジットカード決済
銀行振込
デビットカード
この点に差別化要素はありませんね。2020年6月末までならキャッシュレス還元ポイントなどあるので、銀行振込よりはポイント還元のあるクレジットカード決済の方がお母さんにはお得となるでしょう。
イーオンキッズは歌や踊り・ゲームなどを取り入れた子供に飽きさせないレッスン内容なのに対してベルリッツキッズは会話トレーニング
これはイーオンキッズだけではないのですが、キッズ英会話の多くの学校では外国人教師が「歌や踊り」で、英語を慣れさせるためのレッスンを行っております。小さい子はどうしても集中力が続きにくいので、英語に慣れさせるという面では一定の効果はあるかもしれません。
一方でベルリッツキッズは、完全に会話のトレーニングを行います。教材は子供にあわせてキャラクターを使い「好きな食べ物」や「動物」のテーマですが、教師が質問し、生徒が答え、その逆も行います。
下記をご覧ください。ベルリッツキッズでは「単語だけの会話」は禁止です。下記のようにフルセンテンスで英語を話すことが求められるのです。
画像引用先:ベルリッツキッズ
もちろんベルリッツキッズにも、歌や踊りの要素はありますが、レッスン最初の5分に行い、子供たちがレッスンに集中しやすいように教師が仕向けるのです。
つまり、子供英会話スクールでは「英語に慣れさせるために授業は歌や踊り」のレッスンが多いのですが、ベルリッツキッズでは、テーマこそ動物やキャラクター、食べ物ですが、それらのテーマをもとに「会話のトレーニング」を徹底して行います。
対象年齢コースはイーオンキッズはなんと1・2歳も対応!
イーオンキッズとベルリッツキッズの対象年齢を比較してみました。※中学生以上のTeensコースはこの記事では解説しておりません。
◆イーオンキッズ
1・2歳
3歳
4・5歳
6歳
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
◆ベルリッツキッズ
4・5歳
6歳
小学1・2年生
小学3・4年生
小学5・6年生
イーオンキッズは、1歳からコースを設けております。本当に小さいころから英語を学ばせたい親には嬉しいかもしれませんが、週に1回のコースですから、ある程度大きくなってから通わせていいと筆者は思います。
イーオン・ベルリッツともに、厳密に年齢別になっているわけではなく、4歳のコースに5歳がいることもありますし、小学1年生のコースに2年生がいることもあります。その辺は教室の集客具合により変わってきます。
また、最小開講人数というものがあり、イーオン・ベルリッツともに自分一人ではクラスが開講されません。ベルリッツの場合は2人以上でクラスが開講しますが、4月などであれば稀に一人でも開講するケースがあるようです。なぜなら4月以降に追加でお子さんがクラスに入ってくれる可能性がたかいですかね。
教師の質はベルリッツキッズの方が高い!その理由は給与にあり!
ベルリッツは、東京の青山本社でキッズ専用の研修を受けて、試験をPASSしないと、キッズの教師にはなれませんので、一定の質が担保されております。またベルリッツは世界各国に拠点のあるグローバル企業ということもあり、日本にいる外国人にとっても有名な企業なので、イーオンに比べると良い人材が集まりやすいのです。
さらに言えば、ベルリッツの方がイーオンよりも月謝や入学金などが高い分、教師の給与のベルリッツの方が高くなります。必然的に給与が高い方に良い教師があつまるのです。
教室数はイーオンが261拠点!ベルリッツは60拠点
例えば、いくらベルリッツが気に入ったとしても、近くに教室がなければ通うことはできません。
◆拠点数
イーオン 261拠点
ベルリッツ 60拠点
イーオンは日本で業界最大手の英会話スクールであることから、拠点数は圧倒的です。それに比べてベルリッツは、ビジネスマンの多い「東京」「名古屋」「大阪」を中心に拠点があるので、「岩手」「群馬」「岐阜」「宮崎」などの地方の方はベルリッツに通うのは不可能です。
まずはお住いの地域の近くにベルリッツキッズがあるかを、下記の公式サイトで確認してみてください。
ここまで、聞くと英会話スクールとしての規模はイーオンの方が圧倒的に思えるかもしれませんが、実はベルリッツジャパンはドイツで発祥したアメリカに本社のあるグローバル企業で、世界中に拠点があります。またベルリッツの親会社は「ベネッセ」であることから、イーオンよりも規模感は大きい企業です。
ただ、イーオンも無借金経営をしておりますし、両校ともに安定した経営基盤のあるスクールなのです。
マンツーマンレッスンに通わせるなら「ベルリッツ一択」
もし、少人数やグループレッスンではなく「マンツーマンレッスン」で、英語をみっちり勉強したい方は「ベルリッツ」にすべきです。なぜならイーオンは大人もキッズも「グループレッスン」に重きをおいた会社です。もっと言えばイーオンは「マンツーマンレッスン」で稼ぐつもりはないのです。
対して、ベルリッツはマンツーマンレッスンがメインの会社であり、個室が各教室に用意されておりマンツーマンレッスンのノウハウが豊富なのです。
まとめ
月謝や料金で言えば、圧倒的にイーオンキッズの方が安くなります。しかし、イーオンキッズは5~8人のレッスンで、ベルリッツキッズは2~3人のレッスンであり、お子さんが小さかったり、おとなし目の子供であれば、ベルリッツキッズの方がしっかりレッスンを行うことができます。
現にイーオンキッズのレッスンに満足してない親御さんは、ベルリッツキッズに移行するケースも非常に多いようです。ベルリッツキッズは年中キャンペーンをおこなっているので、以下の公式サイトよりキャンペーンを確認してみましょう。
現に帰国子女のお子さんが、ベルリッツキッズで英語力の維持につかっているケースもよくあるので、他の英会話スクールよりおススメです。
またベルリッツキッズをまとめた記事もありますので、下記もご覧ください。