
「うちの子は算数が苦手で……何か良い通信教育教材はないのかしら?」
「評判が良い算数専門の通信教育タブレットはないかしら?」
と、日々お子さんの勉強について悩んでいるご家庭も多いのではないでしょうか?
算数は、国語や社会などとは違い、一度苦手になると、克服するのは難しい教科です。例えば、足し算や割り算(四則演算)の基本がが理解できないと、分数や割り算を理解することはできません。国語や社会であれば、苦手分野をスキップしても、他の部分でカバーできますが、算数は一度苦手になると、そのままずっと苦手なままになりがちです。
しかし、ご安心ください。最近では、「RISU算数」のように、算数に特化した通信教育教材も登場しています。お子さんの理解度に合わせて自動的に苦手単元までさかのぼって復習し、「わからないところをそのままにしない」個別指導のような仕組みが整っているのです。
本日は、教育業界でマーケティングコンサルをしている筆者が、算数に強い通信教育教材10社を紹介いたしますので、お子さんに合う教材を選んでみてください。
算数の通信教育教材10社の徹底比較表!
まずは、下記の算数を含む通信教育教材大手10社をまとめた表をご覧ください。
教科 | 月額費用(税込み表記) | 特徴 | |
---|---|---|---|
①RISU算数 | 算数のみ | 一ヵ月あたり段階的に利用料変動 月額2,948円~ |
・毎回復習問題を自動出題 ・無学年方式で実力に合わせたレッスンを自動生成 |
②でき太くんの算数クラブ | 算数のみ | 1セットコース:月額3,000円~ 定額制コース:月額4,000円~ |
・個別に合った学習スタイルで安心 ・自学自習に特化した教材で考え方を養える |
③進研ゼミ小学講座 | 小1~2:国語、算数 小3~4:国語、算数、理科、社会 小5~6:国語、算数、理科、社会、英語 |
小1:月額3,250円~ 小2:月額3,490円~ 小3:月額4,460円~ 小4:月額4,980円~ 小5:月額5,980円~ 小6:月額6,370円~ ※12か月払いの場合 |
・有名(利用者数No.1) ・問題のレベルは低め ・教科書準拠 ・保護者向けサポートも充実 |
④スマイルゼミ | 小1~2:国語、算数、英語 小3~4:国語、算数、理科、社会 |
小1:月額3,630円~ 小2:月額4,070円~ 小3:月額5,060円~ 小4:月額5,940円~ 小5:月額6,930円~ 小6:月額7,480円~ ※12か月払いの場合 |
・音声の読み上げ機能がついている ・教科書準拠 ・ゲーム感覚で学べる学習システムで取り組みやすい |
⑤Z会 | 小1~2:国語、算数 小3~6:国語、算数、理科、社会 |
小1:月額3,995円~ 小2:月額4,335円~ 小3:月額7,480円~ 小4:月額7,990円~ 小5:月額8,925円~ 小6:月額9,775円~ ※12か月払いの場合 |
・ハイレベルな問題が多く応用力が身につく ・学習スタイルを選択できる ・難関中学の合格実績が多い(中受対策も可能) |
⑥東進オンライン学校 | 小1~2:国語、算数 小3~6:国語、算数、理科、社会 |
小1~小2(国語・算数)月々:2,178円 小3~小6(国語・算数・理科・社会)月々:3,278円 ※12か月払いの場合 |
・東進と四谷から講師を選択可能 ・オンライン授業も選べる ・記述問題等に弱い ・教科書準拠 |
⑦ポピー | 小1~2:国語、算数、英語 小3~6:国語、算数、理科、社会、 |
小1:月額2,980円 小2:月額3,300円 小3:月額3,700円 小4:月額3,900円 小5:月額4,300円 小6:月額4,500円 ※12か月払いの場合 |
・無料で使えるサービスが豊富 ・新学習指導要領の導入で料金がお得に ・学費の満足度が高いと評判が高い |
⑧サブスタ | 小1~2:国語、算数 小3~6:国語、算数、理科、社会、 |
月額7,800円 | ・個別塾のような学習体験ができる ・プロ教師の動画コンテンツが見放題 ・ひとりひとりに合わせた学習プランを提案 |
⑨デキタス | 小1~2:国語、算数 小3~6:国語、算数、理科、社会 |
月額3,960円 | ・ゲームやアニメーションで楽しく学習できる ・勉強の頑張りに応じて景品がもらえる ・有名学習塾(城南進研グループ)が監修した学習プログラム |
⑩天神 | 小1~2:国語、算数 小3~6:国語、算数、理科、社会、 |
算数:4万円 小1~小3(3学年5教科セット):36万円 小4~小6(3学年5教科セット):52万円 |
・1万問以上の問題量で反復学習できる ・学習時間外のサポートが手厚い ・動画による講義で短時間で学べる |
まず、算数がとにかく苦手であったり、算数だけなんとかしたいという場合は、算数に特化した教材を選ぶべきでしょう。
例えば「RISU算数」では無学年生であり、お子さんの苦手単元をさかのぼって学習できます。ます。
算数だけではなく、他の教科も含めてバランスよく学びたい方や、学校の勉強は最低限授業についていければ良いという方は、進研ゼミやスマイルゼミなどの総合教材が良いでしょう。
中学受験や応用力重視なら、プロの有名講師の授業がオンラインで学べる「東進オンライン」や「サブスタ」がおススメです。
それでは、一つ一つ解説してまいります。
通信教材①「RISU算数」は無学年制!苦手箇所は個別に動画で東大生がサポート!
RISU算数は算数に特化したタブレット型の通信教育教材です。RISU算数には以下の特徴があります。
◆RISU算数の特徴
✓公文のように「先取り学習」ができる無学年制
✓苦手ポイントをAIが自動で特定!
✓東大生によるフォローアップ動画で理解をサポート
✓進み方は一律ではなく、個々に合わせた完全オーダーメイド型
算数は、国語や理科、社会と違って、一度つまずくと先に進めない教科です。例えば、四則演算でつまずいてしまうと、小学5年生から習う「分数」や「小数」の混合計算がとても難しく感じられてしまいます。そのため、算数を克服するためには「どこでつまずいたか」までしっかりさかのぼって学び直すことが不可欠なのです。
RISU算数では、最初の利用時に診断テストで理解度をチェックし、お子さんの「つまずきポイント」から自動的にカリキュラムがスタートします。また、苦手な単元は東大生のフォローアップ動画も見れるため、苦手を克服しやすいようにできているのです。
RISU算数は、算数専門のタブレット教材として、メディアで代表の今木氏が取り上げられるなど教育業界でも話題の教材です。年々利用者が増えており、今後はメジャーな通信教材になる可能性を秘めています。
通信教材②「でき太くんの算数クラブ」は算数専門の通信教育教材!
でき太くんの算数クラブには以下のような特徴があります。
◆でき太くんの算数クラブの特徴
✓ベテラン講師がプリントを丁寧に採点・添削
✓教材は自学自習向けに設計されており、先生がそばにいなくても進められる
✓無学年制で、つまずき箇所から学習スタート可能
✓メールやLINEで担任の先生にいつでも相談できる!
「でき太くんの算数クラブ」はRISU算数と同じく無学年制です。そのため、生徒はつまずいた単元からさかのぼって自分のペースで学習したり、得意を伸ばす先取り学習したりすることも可能です。
そして、教材は生徒が自分で学習を進められるように設計されており、これにより、「親が教えないと進めない…」という心配もありません。生徒が自ら学ぶことが可能になり、公文のように繰り返し学習で算数を身に付けることができるでしょう。さらに、公文が1教科7,700円に対して、通信教育とはいえ、デキ太くんの方が3,300~5,500円と安くなっています。
そして、直接担任の先生にLINEやメールでいつでも相談できる「でき太くんのホットライン」という仕組みがあります。「一人にさせっぱなしで不安…」という保護者の方にも安心のサポート体制です。
通信教材③進研ゼミ小学講座は、子どもが飽きさせない工夫が満載
進研ゼミは、日本で最も有名な通信教育教材です。算数に特化しているわけではありませんが、以下のような特徴があります。
◆進研ゼミ小学講座の特徴
✓学校の授業についていくための教材
✓チャレンジタッチはアニメーションが多く、ゲーム感覚
✓問題の量は少なめ
✓子どもの学習モチベーションはプレゼントで維持
進研ゼミは、日本国内に75万人も会員がいます。そのため、多くの子どもに受け入れられるように教材を作っているのが、最大の特徴と言えるでしょう。算数に特化しているわけではありませんが、「子どもに何かしてあげたいけど、塾は高いな~」という親御さんにとって、進研ゼミはちょうどよい教材です。
紙の教材とチャレンジタッチというタブレットを選択できるので、算数が苦手な場合は紙の教材を選び、赤ペン先生に見てもらうのが良いでしょう。この教材を選ぶ場合は赤ペン先生だけに任せるのではなく、親御さんも一緒にフォローしてあげることが大切です。
通信教材④タブレットが使いやすい「スマイルゼミ」
スマイルゼミは、進研ゼミのライバル企業でありますが、進研ゼミと異なる点は、完全にタブレット教材のみで構成されているところです。
◆スマイルゼミの特徴
✓音声の読み上げ機能がついている
✓戻り学習・先取り学習ができ、自分のペースに合わせられる
✓学校の授業についていけるようにするための教材
✓ゲーム感覚で学べる学習システムで、子どもが取り組みやすい
スマイルゼミの最大の特徴は、紙ベースの教材を使わず、タブレットを使用して学習を行う点にあります。このタブレット教材は年々進化しており、動画や音声、双方向コンテンツなどを活用して、子どもが飽きずに学べるよう工夫されています。
タブレット上で解答を入力すると、その場で自動採点され、間違いに対するフィードバックも即座に表示されるため、理解を深めやすい仕組みになっています。対象は、小学校の国語・算数だけでなく、中学・高校のさまざまな教科まで広くカバーしています。ただし、スマイルゼミは算数に特化した教材ではないため、進研ゼミと同様に「総合的な学習をバランスよく行いたい」ご家庭向けといえます。
そのため、算数が苦手というお子さんの場合は、親御さんがフォローしてあげる必要があります。
通信教材⑤Z会は勉強が得意な子ども向けの通信教育教材
Z会は、老舗の通信教育会社で、教材の質の高さに昔から定評があることで知られています。
◆Z会の特徴
✓タブレットと紙の教材を選べる
✓昔から定評のある教材の質の高さ
✓担任生の指導者による添削あり
✓費用はやや高め
Z会は生徒一人ひとりに最適化されたカリキュラムを提供しており、単なる教科書のおさらいにとどまらず、質の高い応用問題を通して、理解を深めることができます。「問題をたくさん解く」よりも、本質的な理解を重視しているのが大きな特長です。
また、担任制による添削指導があり、1年間同じ担任指導者がサポートしてくれるため、子どもは継続的なフィードバックや賞賛を通じて学習へのモチベーションを保てます。このプログラムは、このように、Z会は楽しみながら学べる環境を提供し、子どもたちの学習意欲を高めることに注力しています。
しかし、Z会は非常に良い教材である一方で、もしお子さんが算数が極端に苦手(四則演算もあやしい)という方は、無学年制の教材から始めた方がスムーズに理解が進むかもしれません。そのため、Z会は学校の授業で平均以上の理解ができているお子さん向けという印象です。
通信教材⑥「東進オンライン学校」は小学生のうちから大学受験に備えたい方向け
東進オンラインは、大学受験で定評のある東進ハイスクールが提供する通信教育で、小学向けの授業講座も展開しています。。東進オンラインには以下のような特徴があります。
◆東進オンライン学校
✓東進と四谷大塚の授業が受けられる
✓オンラインでハイレベルな授業が自宅で受けられる
✓教えるがの上手い、有名実力講師陣
✓確認テストや月例テストで学力をチェックできる
全国でも有名な講師陣にオンラインで、自宅にいながら受けられるのが大きな魅力です。(リアル教室も選択可)東進ハイスクールは大学受験で圧倒的な実績があるため、小学生のうちから受験受験を意識して学びたいご家庭にぴったりです。。費用も比較的リーズナブルで、コスパ良く質の高い授業を受けられるのも人気の理由です。算数に関しては、月4回のチャレンジ問題で、学力レベルのアップを狙う取り組みも用意されています。
ただし、、算数の四則演算に不安がある子や基礎学力に課題がある場合は、授業の内容についていけない可能性もあります。そのため、勉強が得意、あるいは勉強に前向きに取り組めるお子さんに向いている教材です。小学生のうちから大学受験を視野に入れて学習を進めたい場合には、非常に心強い選択肢です。
通信教材⑦「ポピー」は老舗の紙の教材で安価で始めやすい
ポピーも昔からある通信教育教材で、「名前は聞いたことがある」という方も多いのではないでしょうか?価格が安く、はじめやすいのが特徴です。
◆ポピーの特徴
✓学校の授業の予習や復習のための紙の教材
✓「デジ・サポ」というアプリで学習習慣が身につく
✓費用が安い(月額2,980円〜)
✓ポイントを貯めてプレゼントがをもらえる
ポピーの教材は、学校の教科書に完全準拠しており、授業に合わせた予習・復習がしやすい構成となっています。
また、書いて解くスタイルの紙教材に加えて、学習習慣を楽しく身につけられる「デジ・サポ」というアプリも活用できます。「デジ・サポ」には、ポピースケジュールやがんばりすごろくなどが含まれ、子どもが継続して学べる仕掛けが用意されています。余分な付録を省くことで、他社教材に比べても続けやすい価格で提供されているのが魅力です。
ただし、ポピーは算数に特化した教材ではないため、算数が苦手というお子さんがいるご家庭では、親御さんがフォローしてあげる必要があります。この点は、進研ゼミやスマイルゼミと共通しています。
通信教材⑧「サブスタ」はタブレットやPCで実施する学習アプリ
サブスタは、サブスクリプションサービスで始めやすく、解約もカンタンな学習アプリです。以下のような特徴があります。
◆サブスタの特徴
✓集中しやすい10分前後のオンライン動画
✓全教科、全学年の有名講師の動画を自由に視聴可能
✓学習アドバイザーがLINEでサポート
✓アドバイザーが専用の学習プランを作成
「サブスタ」は、生徒一人ひとりに合わせた個別の学習計画を提供し、正しい学習習慣を身につけることを目的としています。サブスクリプション形式のため、毎月の固定料金で利用でき、解約も気軽です。
お子さんの個々の状況に応じた学習計画をカレンダー式で作成し、正しい学習習慣の確立を支援します。また、有名講師のオンライン授業が提供され、短い時間でも効果的な学習が可能です。日々のスケジュールに合わせた学習を可能にし、生徒の学力向上を目指しています。
ただし、算数が苦手というお子さんには個別対応されるわけではないので、算数が人並みに理解できているお子さん向けの教材です。
通信教材⑨デキタスはアニメを使ったデジタル教材で子どもを飽きさせない!
デキタスはアニメやキャラクターを活用したオンライン学習教材で、以下のような特徴があります。
◆デキタス特徴
✓学校の授業に合わせた内容で、復習やテスト対策もできる
✓キャラクターとアニメを使った画面で子どもが飽きにくい
✓オンラインで全国のお子さんとランキングを競える
✓1動画5分なので、集中しやすい
「デキタス」は小中学生向けのオンライン学習教材で、子供たちが楽しみながら学習できるように設計されています。学校の教科書内容に沿った映像授業や演習問題が提供され、お子さんが自宅で自分のペースで学べる環境が整っています。さらに、保護者が学習進捗をチェックできる機能もあり、家庭での学習管理も簡単に行えます。
授業は約5分程度の動画で構成されており、短時間でも集中して取り組みやすいのが魅力です。城南進研グループの講師が監修しており、質の高い授業を受けられます。また、、デキタスでは努力が可視化されるシステムで、ログインポイントや学習ポイントを貯めると、景品と交換できるご褒美制度も用意されています。このようにして、子どもの学習モチベーションを高め、学習習慣の定着を促進しています。
ただし、この教材も算数に特化したものではないので、算数が苦手なお子さんは、親御さんによるフォローが必要です。
通信教材⑩「天神」はインターネット無しでできる買い切り型のデジタル教材
天神は、今どきでは珍しい買い切り型のデジタル学習教材で、価格は高めですがそのぶん内容が非常に充実しています。以下のような特徴があります。
◆天神の特徴
✓「繰り返し」学習に重点: 豊富な類題と問題数で反復練習を強化。
✓間違えた問題は再出題: 類題を使って再学習できる仕組み。
✓テスト学習モード: 範囲指定&問題シャッフルで実践対策も可能。
✓一問一答式の問題: 短時間でも繰り返し学習が可能。
「天神」は、豊富な類題と問題数による反復練習を重視し、間違った問題に対しては類題での再学習が可能です。テスト学習モードでは範囲を指定して出題をシャッフルできるため、ただの暗記に頼らず、学習を本当に理解するまで繰り返し取り組める点が強みです。
教材は全学年に対応し、インターネット不要のデジタル学習でオフラインでも利用できます。また、学習はパソコンで行うため、PC操作に慣れるきっかけにもなり、、将来のITリテラシー育成にも役立ちます。このような特性から、「天神」は自宅で集中して学びたいご家庭にとって非常に効果的な教材です。。
特に、算数においては繰り返し学習との相性が良く、高い効果が期待できます。ただし、、教材の値段が高めなので、ご家庭の予算と相談する必要があるでしょう。
通信教育の成果を高めるための親の関わり方
算数だけではありませんが、子どもが通信教育を活用する際は、親の関わり方が学習効果に大きな影響を与えます。以下のポイントを意識すると、より高い学習効果が期待できます。
◆通信教育における親の関わり方
- 学習習慣を作る: 毎日の学習時間を決め、習慣化をサポートする。
- ポジティブな声かけをする: 「よく頑張ってるね!」など、励ましの言葉をかける。
- 進捗を確認する: 学習の進み具合をチェックし、適宜アドバイスをする。
- 一緒に考える時間を持つ: 子どもがつまずいたとき、一緒に考え、解決へと導く。
このように、親が適度に関わることで、子どもは自信を持って学習を進めることができます。お子さんに合った算数の通信教育を選び、学習をサポートしていきましょう。
四則演算(足し算、引き算、掛け算、割り算)もわからないお子さんは「無学年制」の通信教育教材を使うべき
もし、我が子が四則演算もできなくて困っているという方は、全教科型(進研ゼミやZ会等)ではなく、算数特化型の教材を選ぶべきです。そしてもう一つ重要なのが、、「無学年制」の教材を選ぶことです。なぜなら、算数は一度つまずくと、前の学年まで戻って学び直す必要があるからです。
また、算数という教科は、国語と並んで全ての教科の土台になる「基礎学力」です。理解できていないまま進むと、他の教科にも影響が出るため、早めの対策がとても重要です。
例えば、「RISU算数」であれば、無学年制でお子さんのレベルに合わせて進められます。また、苦手な箇所は解説動画でしっかり学ぶことが可能です。さらに、値段もリーズナブルで気軽に始められるといった特徴があり、算数が苦手なお子さんにぴったりの教材といえるでしょう。
平均レベルの算数力があるお子さんは「東進オンライン」や「サブスタ」で有名講師のオンライン授業を受けよう!
クラスの授業に苦戦していないのであれば、その力をさらに伸ばすために、有名講師の質の高い授業を受けることがおすすめです。筆者自身の経験になりますが、今から30年前、東進ハイスクール系列の予備校で、「英語の神」とよばれる安河内先生の授業を受けたことで英語の面白さに目覚め、一気に得意科目になりました。
算数にも、全国的に有名な教師が存在します。「東進オンライン」や「サブスタ」では、そうした教師の授業を自宅でオンライン受講できるので、お子さんが勉強を好きになる可能性もあります。さらに、これらのサービスは、値段も比較的リーズナブルなのでぜひ試してみましょう。
AI時代に「算数」が必要な理由とは?
AI技術が進化する現代においても、算数は重要な能力であり続けます。なぜなら、算数は、「論理的思考力」や「問題解決力」の基盤をつくる科目だからです。AIがどれほど発展しても、人間はその結果を理解し、AIを活用するための基本的な数理的素養が求められます。
さらに、算数の知識はプログラミングやデータ分析など、AI関連のスキルを学ぶ際にも不可欠です。これからの時代を生き抜くために、算数をしっかりと学んでおくことは、将来の大きな武器となるでしょう。そのためにも、お子さんにあった算数の教材を選んでみてください。
まとめ
算数は、大学受験のためだけではなく、社会に出てからも重要な基礎学問です。例え文系であっても数学は社会で必要となります。筆者は、文系の経営学部を卒業し、今はマーケティングの仕事をしておりますが、日常的に数字を扱う機会は多く、苦手意識があると仕事に支障をきたすこともあります。
また、AIが複雑な計算をこなしてくれる時代だからこそ、直観的に課題を見つけたり、上司や同僚と会話するには、数字に関する感性が必要です。算数が苦手という方は、無学年制の通信教育教材を使い、苦手なポイントを見定めて、徹底的に算数を克服してみてくださいね。
筆者が特におすすめするのは、無学年制かつ動画学習・苦手分析が可能な「RISU算数」です。公式サイトもぜひチェックしてみてください。